端午の節句のならわし

■ホコリが付かないように注意   ■形くずれを防ぎましょう


空気の乾燥した日を選んで、羽根バタキで優しくホコリを払い落とします。細かい部分は歯ブラシを使うとよいでしょう。
箱の中にしまう時は柔らかい布や紙でそっと包んでホコリやチリから守ってあげましょう。手で直接人形の顔に触れると脂がつき、そこにシミがつきやすくなるので注意しましょう。

 


布や紙で人形を包むときには強く包まないようにしましょう。形くずれの原因になります。衣裳着人形はたもとのふくらみがつぶれないように袖口に薄紙をいれます。
人形を箱の中に納めるときは、中でぶつかり合わないようにすき間に新聞紙などをほどよい強さで詰めます。人形を一体ずつポリ袋に入れて密封すると虫食いの予防になります。

■保管場所は湿気のないところ   ■乾燥しすぎも大敵

納戸や押入の上段、あるいは天袋など家の中の高い場所に保管します。湿気は人形の敵です。
湿度が高いところにしまっておくと顔や衣裳にカビがつきシミになったり衣裳が変色することがあります。

 

湿気は人形の敵ですが、乾燥しすぎるのもよくありません。乾燥しすぎると顔にヒビが入ったりする場合があります。時々通風を良くしてあげましょう。
人形を飾る時にも注意か必要です。直射日光が当たる場所は避けてください。衣裳が変色したり傷んだりする原因になります。

■防虫剤の使い方に注意を   ■年1回は虫干しを忘れずに

人形の保存に適している防虫剤はナフタリンを原料にしているものです。人形専門店で販売しているものを使用すれば安心です。
パラジクロル製剤やしょうのう製剤など、他の防虫剤と併用することはやめましょう。また、前回使用した防虫剤と別系統のものを使用するのも避けて毎年同じ種類の防虫剤を使用してください。

 

天気がよく空気が乾燥している十月頃に虫干しをして風に当ててください。このときも直射日光に当てることは避けてください。